冒険あそび場

冒険あそび場

冒険あそび場(プレイパーク)について

<目次>

※テキストをクリック(タップ)すると、それぞれの項目へ移動します。

◆冒険あそび場とは?

・冒険あそび場のこれまで

・震災・原発事故を経て福島の子ども達と共に

◆あそび場にくる子どもたちへ

◆開催予定

◆活動実績

◆寄付のお願い

◆出張のご依頼

◆新型コロナウイルス感染症から子どもを守るために(別ページ)
・・・新型コロナウイルス感染拡大の状況下における、子どもの状況と遊びについてまとめております。(2020年当時のものです)

冒険あそび場とは?

子どもにとって「遊び」は、心身の発育や自己肯定感を養うための必要なプロセスであり、衣食住と等しく子どもが生きるために大切な要素です。

個々に「やってみたい」と思う自由な遊びのなかで、失敗と成功を繰り返し、自主性やチャレンジ精神を養い「生きる力」を体得します。

同時に子どもは遊びを通して、自分らしさの追求や成長の上で大切な自信、他者を尊重すること、コミュニケーション能力など多くのことを経験します。

冒険あそび場では、禁止事項を出来るだけ少なくして、子ども自身が主体となり、自由に責任を持って楽しく遊べる場所として、大人(プレイリーダー)が見守りながら、かつて私達自身が遊びから学び育った環境を、今の子ども達と共につくります。

参考:「ニッポンの子どもにもっと冒険を~60秒でわかる冒険遊び場~」

冒険あそび場のこれまで

<↑東京都内の冒険あそび場>

冒険あそび場は主に都市部を中心に、子ども達が自由に遊べる場所(公園、空き地や路地裏)が減り、外で遊ぶ機会が減りつつあった高度経済成長期に誕生しました。

<↑東京都内の冒険あそび場>

日本で初めての常設冒険遊び場「羽根木プレーパーク(※現プレーパークせたがや)」が東京都世田谷区に誕生したのはその頃です。

参考:日本冒険遊び場づくり協会ホームページ

その後、東北でも徐々に都市的な生活様式が広まり、身近な自然で遊ぶ機会が減るのと同時に、公園の遊具で目的外の使用や老朽化による事故が多発すると、近所の公園から動きのある楽しい遊具が無くなったことで、公園から子ども達の声が聞こえなくなりました。

Takanori Ishikawa - Good sunday morning from the park which no one is, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39437452による

<例えばかつて公園でよく見られた箱ブランコ回旋塔は、現在ほとんど見かけません>

こうした状況の中で、東北でも子どもの遊ぶ機会を守ろうと、子育て中の親や地域の大人が中心となって、野外体験活動が活発となり、冒険あそび場の活動も始まりました。

■冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク(仙台市)

■西公園プレーパーク(仙台市)

■こども∞感ぱにー(石巻市)

■プレーワーカーズ(名取市)

■ひがしねあそびあランド(東根市)

さらに、阪神淡路大震災時に子どもの遊びが失われた経験を踏まえ、東日本大震災後には、津波被災地を中心に東北でも続々と冒険あそび場が誕生しています。

震災・原発事故を経て福島の子ども達と共に


いいざかサポーターズクラブでは震災後2012年に、放射能汚染によって外で遊べない子ども達と、地域の身近な自然や文化、歴史に触れて郷土愛を深めるため、「大好きふくしま絆プロジェクト」を実施しました。

<↑放射線測定の様子。空間線量の他、土壌を採取して測定も行いました>

活動を通じて子ども達が震災前からも外遊びの機会を失っていることを感じ、翌年2013年8月には放射線量が比較的に低い飯坂町茂庭(もにわ)地区で、福島県初の冒険あそび場プレイパークを開園しました。

以降、さらに子ども達にとって身近な場所での活動を目指して、飯坂学習センター前の乙和公園のほか、福島市内外へ遊び道具を積んだ「プレイカー」で、遊びの出張をしています。

あそび場へくる 子どもたちへ

冒険(ぼうけん)あそび場は
みんなが楽しく
自分のやりたいことを
やってみる場所です。

おもしろそう!できるかな?

うまくいったら、うれしいし
うまくいかなくても
はっけんがあるよ。

こまったことや、わからないこと
ケガをしたときは
ちかくのおとな(プレイリーダー)に
声をかけてね。

みんなで、楽しいあそび場を作ろう!

開催予定

※現在、新型コロナ感染拡大防止のため、学童保育等の団体との活動のみに限定しています。

活動実績

年度 参加者数
平成25年(2013年) 276名
平成26年(2014年) 1691名
平成27年(2015年) 3598名
平成28年(2016年) 2398名
平成29年(2017年) 2364名
平成30年(2018年) 1868名
令和元年(2019年) 1893名
令和2年(2020年) 2212名
令和3年(2021年) 1269名
令和4年(2022年) 1228名
合計 18797名

※令和5年3月31日現在

寄付のお願い

これまで、10年にわたり子ども達と外遊びの活動を続けてきました。

今後の活動継続のために、広く寄付を募集します。

ご賛同いただける方は下記口座へお振込みいただくか、特設サイトよりクレジットカードにてご寄付をお願い申し上げます。

お預かりした寄付は、冒険あそび場運営に活用させていただきます。

なお、活動費の決算状況は活動報告書をご参照ください。

■お振り込みの場合は下記口座へお願いします

東邦銀行 飯坂支店
金融機関コード:0126 支店コード:107
口座番号 479664
口座名義 特定非営利活動法人いいざかサポーターズクラブ 理事 藤原純
トクヒ)イイザカサポーターズクラブ

■クレジットカード決済は以下のボタンよりお願いします

※お振込み後、下記フォームよりご連絡をお願いします。ご希望の方へは事業報告書ならびに冒険あそび場活動日報をお送りいたします。

※件名は「冒険あそび場の寄付にについて」とご記載ください。


    ※ドメイン@iizakasupporters.comからのメール受信ができるよう設定してください

    出張プレイパークについて

    ――遊びの出前。子ども達が、町で豊かに遊べる空間をお届けします――

    NPO法人いいざかサポーターズクラブでは、イベント会場や児童センター等へ、遊び道具を満載した車両(プレイカー)で遊びの出前をしています。

    【 基本料金 】5万円(半日)~7万円(1日)

    ・料金内訳:スタッフ2名人件費、出張旅費(片道10㎞程度)、保険料等

    ・実施内容:4面黒板、木製ホッケー、巨大オセロ、工作(木材、革等)積み木、昔遊び(けん玉、コマ回し等)、ボードゲーム、等

    ※上記は、基本的な出張料金の考え方になりますが、イベントの趣旨やイベント予算に応じて対応しますので、お気軽にお問合せください。

    出張プレイパークチラシ 】(PDFファイル)

    【 オプション 】


    1.簡易ボルダリング

    2.スラックライン

     


     

    特定非営利活動法人いいざかサポーターズクラブ事務局
    〒960-0201 福島県福島市飯坂町字湯沢26番地
    TEL 024-529-6125  FAX 024-529-6126

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